雲取山

 雲取山は秩父多摩甲斐国立公園のほぼ中央にあり、標高2017mの山で、東京都の最高峰です。また埼玉県の奥秩父の山でもあります。山頂は東京都と埼玉県境の上に1等三角点がたっています。この三角点を南に約30m下った所で山梨県に接しているため、雲取山は1都2県にまたがった山です。
 また、日本百名山の一つでもあります。登山コースは埼玉県大滝村の三峯神社からの「三峰コース」や東京都奥多摩町の鴨沢からの「鴨沢コース」山梨県の三条の湯からの「三条コース」などがあります。



雲取山頂と避難小屋
ヘリにて撮影
 秩父多摩甲斐国立公園

 秩父多摩国立公園は、昭和25年7月10日に指定され
面積は121,600ヘクタールに及び、その中の48,718ヘクタールが特別地域になっています。

 東京、埼玉、山梨、長野の1都3県にまたがる公園で、自然に恵まれた山や川が、東は御岳山から西は、金峰山までの約70km。北は、両神山から大菩薩嶺までの、約35kmと広大であり、その公園のほぼ中央に雲取山(2017m)がそびえています。
 雲取山荘

 雲取山荘は、雲取山頂から北に伸びる原生林の中を三峰コースに向かって、約700m下った小尾根の上に建っています。山荘は99年の10月に新築工事が終わり、新しい小屋で皆さんのお越しを待っています。また、小屋には水洗のトイレもあります。